HP-5ms ウルトライナートカラム

GC と GC/MS カラム

HP-5ms ウルトライナートカラム

Agilent J&W HP-5ms ウルトライナートは、酸性化合物や塩基性化合物などの活性化合物の分析において不活性度を試験により確認された (5 %-フェニル)-メチルポリシロキサン相で、より低い検出下限への高まるニーズに対応します。化学結合、架橋タイプのこのカラムは、超低ブリードの特性により、溶媒での洗浄が可能で、GC/MS に最適です。USP phase G27 に相当し、優れた S/N 比により、高い感度と質量スペクトルの完全性を実現します。

お見積りはこちらお問合せはこちら

特長

  • 酸性化合物や塩基性化合物の微量分析に最適
  • HP-5MS と同等の選択性を持つ (5 %-フェニル)-メチルポリシロキサン
  • 酸性化合物や塩基性化合物などの活性化合物に対する不活性度を試験により確認
  • 優れた S/N 比により、感度および質量スペクトルの完全性を向上
  • 無極性 超低ブリードの特性で、GC/MS に最適
  • 化学結合・架橋タイプで、溶媒での洗浄が可能
  • USP phase G27 に相当
  • カラムブリード、感度、効率に対し、業界の非常に厳しい QC 仕様に基づき試験済み
  • 各カラムにパフォーマンスサマリーが付属
  • 同等品:Rtx-5ms、Rxi-5ms、Rxi-5Sil MS、PTE-5、BPX-5、AT-5ms、ZB-5ms、ZB-5ms Plus、SLB-5ms、Equity-7

ページTOP

用途

  • 不活性度の重要性

    対象分析物は GC 流路を進むときに、活性点に吸収されやすいです。この活性のために、極端な例では、ピークテーリング、リテンションタイムの変動、ピーク検出の完全な損失が生じます。GC カラムは GC 流路内で最大の表面積を占めるため、イナートカラムは、感度、精度、信頼性の高い分析データの確保において重要な役割を果たします。J&W ウルトライナート GC カラムは、分析対象物を最適な状態で検出器に移送できるように、1 本ずつ厳しい試験を経ています。

    詳細はこちら

  • アプリケーションに則した前処理の自動化を実現

    分析結果の信頼性は、サンプル前処理の精度によって決まります。7696A サンプル前処理ワークベンチは、高精度の自動化機能と直感的なソフトウェアを組み合わせることで、希釈、抽出、標準試料の添加などの重要な手順におけるばらつきを排除します。この汎用ツールには、液液抽出、少量サンプリング、試薬および標準添加、希釈/分注/再構成、加熱/混合、バーコード読み取り機能が搭載されています。 前処理が終了したサンプルは、メーカーを問わず、大半の GC および LC オートサンプラで使用可能な 2 mL のバイアルに格納されます。

    詳細はこちら

  • ウルトライナートライナ

    低濃度の揮発性物質は、流路全体の活性表面との相互作用が発生しやすく、その結果、成分の吸着や分解により、システムの反応性の低下につながります。ウルトライナートライナは、ライナ内部全体で発生し得る活性点を排除するための独自の不活性化プロセスを採用しており、低い表面活性を実現し、サンプルの揮発を予測できます。アジレントは、あらゆるサンプルマトリックスに対応する注入口ライナを幅広く取り揃えています。便利な GC ライナセレクタツールをご利用ください。

    UI ライナを見る

ページTOP

アプリケーション

  • ガスクロマトグラフィー(GC)トラブルシューティングガイド

    GC 分析におけるほとんどのトラブルは、非常に単純な原因によって引き起こされています。原因の多くは正常な状態として見過ごされ(設定後に忘れられる)ています。 以下のリンクをクリックすると、ゴーストピーク、ピークの割れ、リテンションタイムの変動、過度なベースラインノイズ、ピークサイズの変化、不安定なベースライン、ピークのフロンティングについて、可能性のある原因と解決策に関する情報を参照できます。

    トラブルシューティングガイドを見る

  • 安心のサンプル前処理

    時間と労力の節約、クリーンなサンプルの確保、より優れたマトリックス除去については、こちらの記事をご覧ください。 QuEChERS キットおよび固相抽出(SPE)により、正確で再現性の高い結果をすぐに得ることができます。

    詳細はこちら

ページTOP